ついに天冥の標を読み終わりました。
約10年の間に10巻17冊の長いドラマでしたが、これで大団円です。
小川一水さん、ご苦労様でした。
すばらしい作品をありがとうございました。
ネタばれを防ぎながら内容に触れるのはナカナカ難しいですが、とりあえずバッドエンドではなかったとだけは言えそうです。(かといって、ハッピーエンドだとも言いづらいところですけども・・・)
物語全体の分量が多いせいで、クライマックス部分が物足りないというか、少し駆け足になってしまった感もあります。もっと最後のほうを膨らませてくれてもよかったかなあ・・・。そのへんの感じ方はひとそれぞれかもしれません。
これでもう続きが出ないと思うと、ちょっと寂しいですが、スピンオフとかいくらでも続けられそうですから、小川さんには何かの機会にまた、この天冥の標の世界に触れてほしいと思います。