『天冥の標VII』レビュー
待ちに待った、『天冥の標VII 新世界ハーブC (ハヤカワ文庫JA)』がやっと出ました。
このシリーズは、第1巻で29世紀の未来を描いた後、2巻以降は20世紀に舞台を戻して、そこから未来に向けて話を進めていくという形を取っていますので、1巻に出てくるあれの元凶はこれかとか、あの人のご先祖さんがこの人かとか、そういう読み方ができるわけですが、話が進むごとに1巻で提示された数々の謎が少しずつ明らかになってくるという仕掛けになってます。
そして7巻に至り、ようやくここで時代が追いついて、作品世界の全貌がほぼ明らかになってきました。まだいくつか謎が残っていますが(なぜあれが地下からやってくるのかとか)、だいたいのところがつながったので、いよいよ次の巻からは、1巻以降の未来の話になるのかなあ・・・と思います。
佳境に入ってますます面白くなってきたこのシリーズ、次が楽しみです。
シャーリングとコーナシャのメンテナンス
昨日、久しぶりに業者に依頼してシャーリング(切断機)とコーナシャの刃物交換を行いました。前回の交換からかなり間が空いてしまいました。ずっと不景気だったので、やはりこういうところから節約するといいますか、どうしてもしわ寄せが来てしまって、長い間メンテナンス無しになっていました。刃物が痛んでいる部分がありましたから、これまでずっと気にしながらの作業だったのですが、これでようやく気持ちよく仕事ができそうです。新品の刃物や金型はやっぱり気持ちがいいですね。